メインコンテンツに移動

無人搬送車

無人搬送車 AGV (Automated Guided Vehicle)

 

 

工場内や大型スーパーなどでの在庫整理、各病室への薬や食事の配送、戦場での武器や物資の運搬などの作業において、 労働負担を大幅に軽減するUGVは、安全でより効率的な作業の実行を可能にしています。倉庫や工場内でのUGV利用は増加傾向にあり、フロントアクセスラック、ドライブインラック、カンチレバーラック、自動倉庫などに利用されています。





標準化されつつあるインダストリー4.0の概念は、情報技術を用いた製造工程上の管理方法や生産方法の刷新であり、UGVの製造現場への投入によって、従来よりも高い効率での生産が期待されていま

UGV_AGV

 

倉庫内や工場内のフリートマネージメントにおけるソリューションとしてのUGV投入は、スムーズ且つ効率的な作業の実現を可能にしています。UGVの複雑なシステム構成と最新のサブシステムに対応するため、高性能コンピューターの採用が必須となっており、StackRackのSRシリーズには、Intel 第4世代 Haswell Core i7 CPU搭載、複数データの同時処理を可能にし、高速インプット・アウトプットで、高いパフォーマンスを実現しています。また、UGV動作に必要なシステムに対応したSR10Bは、位置情報認識や指示、動力制御、コンピューター通信、バッテリー充電などの自動実行が可能となっています。

 

 

位置情報認識&指示

 

 

UGV_AGV_02

周囲の状況、位置情報の認識のために、UGVには、人間の“目”に替わるLidar、カメラ、センサーなどが搭載、Lidarシステムによって3Dマッピングやプログラミング、レーザー検出によるターゲットとの距離の認識、水平360°、垂直30°の周辺情報の実時間スキャンなどが行われ、車両前部と後部に搭載されたカメラとセンサーは、障害物の感知、地上に埋め込まれた磁気パックやテープによる進路情報の検出、無人車両の安全運行と動作を可能にしています。StackRack開発のSR10BはRJ45イーサネットポートx4 、mPCIe 拡張スロットx2搭載でLidarや上述のセンサー、カメラに対応、DDR3 1600 XR-DIMM (最大8 GB) 、mSATA x2 (最大256GB)を搭載、膨大なマップ情報やデータにも対応が可能な設計が施されています。

動力制御

受信した位置情報は、メイン・コンピューターによって瞬時に分析され、分析後の指示によって、前進や後退、停車、障害物回避、リフトアップの動作が実行されます。

コンピューター通信

工場内の各中継地点や発信局から発信されたインプット/アウトプット情報は、工場内ネットワークによって分析され、UGVコントローラーへ転送されます。UGVコントローラーは、各UGVに指示を与え、正確なタスクが実行される仕組みとなっています。指示を受けるAGV搭載のメイン・コンピューターは、UGVコントローラーからのワイヤレス信号を受信を行います。StackRack開発のSR10Bには、mPCIe拡張スロットx 2、SIM カードスロットx1が搭載、AGVとUGVコントローラー間の安定した通信を可能にしています。

バッテリー充電

 

 

UGV_AGV

UGV内部には大型のバッテリーが搭載、作業中にバッテリー残量が減少すると、UGVコントローラーによって検出され、自動で充電区域へ誘導されます。

 

StackRackは広範囲動作温度・ワイドレンジ電源対応、豊富なI/O搭載の高性能システムの設計・開発に特化、UGVに最適なソリューションを提供しています。