STACKRACK: 32 ビット リアルタイムOS Ubuntu 14.04 (Kernel 3.18)対応 , RTOS Core i7搭載堅牢コンピューター, SR10M

STACKRACKが、本日MIL-STD準拠ファンレス堅牢コンピューター、SR10Mを発表しました。SR10Mは、第四世代 Haswell Core i7-4700EQ・堅牢XR-DIMM RAM搭載、高い耐振動(10Grms：X,Y,Z軸)・衝撃性を備えていると共に、“コンダクション・クーリング” によるサーマル・ソリューションで、60℃の高温下でもCPUフルスピードを実現しています。高いパフォーマンスと信頼性に加え、SR10MはリアルタイムOSにも対応、レスポンスタイムにおける精度を高め、動力伝達装置やグリーン・エネルギー分野のアプリケーションなど正確さが問われるアプリケーションに最適なソリューションとなっています。

リアルタイムOSは、マルチタスク・オペレーション・システムを意味し、組込みシステムにおけるリアルタイム用のアプリケーションなどに使用されます。実行時間内での正確なレスポンスを行うと共に、安定したプロセスを実行するためのOSで、システム上で複数のイベントが同時進行中の際など、優先度の高いイベントの処理を実行、”リアルタイム・リアクション” によって優先タスクを把握し実行時間内に処理を行います。一般的なオペレーション・システムとは異なり、リアルタイムOS対応のSR10Mはタスクの高速実行を可能にし、レスポンスタイムの正確性によって様々なコマンドを実行時間内に処理を行う極めて精度の高いシステムとなっています。

超スリム形状＋堅牢設計–3.3L

SR10Mはスリム形状ながら、高い頑健性を持ったファンレスシステムで、高い機能性の他に、本体寸法262x 149x 76mmのコンパクト設計で、限られたスペースに設置が可能な汎用性の高いシステムとなっています。IP54準拠のアルミ筐体で、インターフェースにはM12コネクターが採用されています。豊富なI/Oインターフェースを実装、USB3.0 x 4, COM x 1, LAN x 4 – (M12堅牢コネクターx 2、ロック機能付きビデオ出力x3)に対応しています。

SR10-M：32ビットRTOS Ubuntu 14.04(Kernel 3.18) SR10-Mは、リアルタイムOSによって1秒のずれもない正確なシステム・オペレーションと高いコンピューティング・パフォーマンスを持ち合わせ、ユーザーに高い機能性を提供しています。 CPUやストレージなどのキーコンポーネントはソルダリング・オンボード搭載され、衝撃や振動から起こる接続の分離などを防ぎます。この他スクリュータイプの電源ボタン用カバーによって、接触による意図しないシャットダウンなども防ぎます。

柔軟性の向上と価値有るソリューションの提供

STACKRACKは、幅広い分野に高性能パフォーマンスなど価値あるソリューションを提供をしています。SR10-Mは、コンパクト形状で、限られたスペースにも設置が可能な高い柔軟性を持ち合わせています。一般のラック・マウントとは異なり、SR10-Mは垂直設置が可能であると共に、水平設置よりも高い放熱量を実現しています。

仕様 :

Intel® QM87＋Intel® Core™ i7 Haswellプロセッサー搭載、STACKRACK MIL-STD準拠 堅牢ファンレス・システムSRシリーズは、軍車両向けの利用を視野に入れた設計が施されています。頑健性の高いコンポーネントの採用とファンなどの冷却ソリューションを取り入れない“パッシブ・クーリング”によって、苛酷な環境下でも高いパフォーマンスを発揮する信頼性の高いシステムとなっています。SRシリーズは、全てリアルタイムOSに対応、電力消費抑制、実行時間の制御、効率的なメモリーの使用などを可能にしています。