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無人シャトルバス

無人シャトルバス

 

 

UGVのシャトルバスとしての利用は、都会や郊外に限らず、医療センター、ショッピングモール、キャンパス内など、様々な場所への適用が可能で、歩行距離が長距離に及ぶ場所や地形が平坦でない場所などに最適なシステムとなっています。交通用のUGVも増加傾向にあり、StackRackでも様々な用途と価値あるサービスの提供をしています。キャンパスやアミューズメントパーク、大型の病院などでの無人シャトルバスの提供は、人件費を追加することなく利用者の利便性を高め、サービスの質の向上に大いに役立っています。

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乗客の安全のために、多岐にわたるシステムの搭載が必要なUGVは、システム内部にコンピューターを搭載、Lidar、センサー、カメラ、からの情報を瞬時に処理、動力制御システムに指示を行い、同時にコントロールセンサーへ情報の転送をします。UGVにおける膨大なデータ処理のために、StackRackはSR200にIntel 第4世代 Haswell Core i7、Intel QM87 チップセットを搭載、クロック周波数2.4GHz(最大3.4GHz、クアッドコア[ターボアップ時8コア]で 高速データ処理を実行します。高性能CPUパフォーマンスの維持を実現するため、ファンレス構造のSR200には独自のサーマルデザインが施されており、銅製ヒートパイプ、ヒートスプレッダー、ヒートシンク型筐体によって効果的な放熱が行われる仕組みになっています。高い放熱性によって高いCPUパフォーマンスを維持、無人シャトルバスなど、室外での利用に最適なソリューションとなっています。

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映像処理コンピューターとし

 

 

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UGV内の検出システムの一つにLidarが搭載、Lidarシステムは、3Dマッピングやプログラミング、レーザー検出によるターゲットとの距離の認識、水平360°、垂直30°の周辺情報の実時間スキャンなどを行い、無人車両の安全運行をサポートします。また、複数の2D Lidar センサーは車両両側面に配置され、様々なアングルから周囲状況を認識を可能にしています。また、車両前後に装備された2台のカメラでも、道路状況や障害物の検出を行います。





StackRack開発のSR200にはイーサネットポートx2、mPCIe拡張スロットなどが搭載、マップ情報やデータの分析が可能で、処理データが瞬時にディスプレイ表示される高性能システムとなっています。SR200は最大6画面表示に対応、NVIDIA 950M グラフィックカード搭載で高いグラフィック・パフォーマンスを発揮します。

 

 

 

自動運転制御コンピューターとして

 

 

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Lidarやセンサー、カメラから送られたデータは、システムの核であるコンピューターに送られ瞬時に分析・処理が行われます。UGVの自動操縦には、コンピューターとコントロールシステムの最適な接続が不可欠で、アクセル、ブレーキ、シフトレバー、ハンドル操作などの指示を的確に行うことで、安全な運行と動作が実現されています。





UGVにおける位置情報はオドメトリセンサーによって、的確に求められ、正確な移動を可能にしています。StackRack開発のSR10Mには、J45イーサネットポートx2、LANポートx 2 (M12コネクター)など、豊富なI/Oを実装、位置情報の計算に必要なオドメトリセンサーの利用が可能であると共に、高い耐環境性で様々な環境下での利用が可能な汎用性の高いシステムとなっています。